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【  2011年08月  】 

【独り言】涙が止まりませんよ

独り言(雑記)

2011.08.31 (Wed)

  歳のせいか、最近すぐに涙ぐんでしまいます。 ドラマや映画、アニメ、漫画、小説といった架空のものから、新聞の記事や写真、テレビ番組のドキュメント、親に言われた何気ない言葉まで。  友人、恋人、家族との別れ、または出会い。 人間や動物といった命あるものが最期を迎えるとき、または誕生するとき。 人々が力強く、懸命に困難に立ち向かい、支え合うとき。 手紙や言葉で誰かが感謝の気持ちや寂しさを語るとき。 と...全文を読む

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【独り言】読まなくなったな、推理小説

独り言(雑記)

2011.08.29 (Mon)

  先日、本棚に並ぶ本の整理をしました。 そのうちおよそ7割が推理小説、特に多いのが西村京太郎先生と内田康夫先生の作品でした。 お二方の作品をよく拝読していたのは、大学生の頃です。 読書量が増えたのもこの時期でした。通学電車の中でハードロックを聞きながら、推理小説を読むのが私の日々の楽しみでした。 今思えば、よくまあ、あれだけ飽きもせず、推理小説ばかり読んでいたものだなあと思います。 推理小説と言っ...全文を読む

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『未来が見えたら』 あとがき

最終章 未来が見えても

2011.08.27 (Sat)

 全45回でお送りした『未来が見えたら』いかがだったでしょうか?この小説って、書き始めた時は普通の恋愛小説で、第三章の『未来が見えたら』で完結の予定でした。薄々感ずいている人もいたかもしれませんね。書いたのは遥か昔のことで、そのときは書くのが楽しくて仕方なかった時期なので、ほぼ思いつきで始めました。その結果、完成まで行かずに途中で投げ出してしまいました。数年経ち、放っておくのも勿体ないなと考え、続きを...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -FIN-

最終章 未来が見えても

2011.08.27 (Sat)

  芽吹き始めているいくつもの小さな草花の葉やつぼみに気がついた。からりと晴れ渡った空に浮かぶ雲の隙間から、柔らかな日差しが差し込んでくる。駆け回る子供たちを見つめ、朗らかに唄う小鳥のさえずりに耳を貸すと、自然と口元が緩んだ。 今までなら気にも留めなかったことだ。 一人微笑む僕の顔を見て、梓が不思議そうな顔をした。 「どうかした?」「いいや。何でもない」 こうして今、梓のそばにいられるのは彼女のおか...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -7-

最終章 未来が見えても

2011.08.25 (Thu)

 「ディスクを寄越せ。NH」 低い声で僕を脅す所長の手には、鈍く黒い光を放つ拳銃が握られていた。どうやらテーブルの裏に張りつけていたらしい。 鼓動が速くなる。口から心臓が飛び出しそうだ。 大人しくディスクを渡せば、どれだけ楽だろう。しかしその途端、また地獄のような生活に逆戻りだ。「俺を撃てば組織は終わる。念写と人物探索では犯罪は阻止できない」 動揺を悟られたら負けだ。震える自分に言い聞かせた。「ディ...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -6-

最終章 未来が見えても

2011.08.23 (Tue)

 「『完全体』だよ」「完全体?」「そうだ。予知、念写、人物探索、テレパシー、念動力、瞬間移動、透視、その他全ての超能力を集結した一人の人間を生み出すことだ。二十六年前、超能力者の育成プロジェクトが立ち上げられた時点で私は『完全体』を夢見ていた。しかしプロジェクトは失敗に終わり、政府からの援助も停止した。私なりに研究を続けていたが、個人レベルでの研究などたかが知れている。何より被験者を見つけることは不...全文を読む

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【独り言】BANZAI!

独り言(雑記)

2011.08.21 (Sun)

 某アーティストさんの曲名かと思われた方もいるかもしれませんが、違います。今の私の心情です。木曜日のことです。カミさんが食事の前に話があるというのです。改まって何事かと思いましたが、「妊娠した」と告げられました。いや、本当ね。正直に言うと、子供はあまり好きじゃないんです。でもカミさんはずっと欲しがっていました。随分前に書いたお話、『君と出会う前に』は自分自身がモデルだったんですよ。(短い話なので、ま...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -5-

最終章 未来が見えても

2011.08.20 (Sat)

  翌日、午前十時。いつもどおり全員が席に着いた。「それでは野々村君。本日、最初の予知を始めてくれ」 所長の言葉で僕は目を閉じた。  どこかの建物のエレベーター。揃えたように同じ黒いスーツを着込んだ五人の男が乗っている。誰一人口を開くことなく、険しい顔つきで上に並んだ階数表示の数字を見ている。四階でエレベーターが静止すると、男たちは廊下の一番奥にある『所長室』と書かれた部屋を目指した。 一人が二度ノ...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -4-

最終章 未来が見えても

2011.08.18 (Thu)

  また予知を繰り返す日々が続いていた。 すでに感覚は麻痺していた。犯罪に対して何も感じなくなってきたのだ。 以前は怒りを始めとする何らかの感情を持ち合わせていたのだが、次第に予知が「単なる作業」に思えて来たのだ。こうなっては血の通わぬ機械と同じだ。少しでも人間らしさを残しているうちに、この生活から抜け出したかった。 その日、二度目の予知が終わり、自室のテレビでニュースを見ていたときのことだ。 三日...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -3-

最終章 未来が見えても

2011.08.16 (Tue)

  午後六時を過ぎたが、電話は沈黙を守ったままだった。 外出もせずに、梓の電話をじっと待っていた。リフレッシュしに来たわけではない。彼女に会えなければ意味がないのだ。 刻一刻と時は進んでいく。会う時間を考慮すると、午後七時までには連絡が欲しい。 壁掛け時計と携帯電話を交互に見つめる。 今日一日、ほとんどこれの繰り返しだ。  午後六時五十二分。静まり返った室内にようやく携帯電話の着信音が鳴り響いた。飛...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -2-

最終章 未来が見えても

2011.08.14 (Sun)

 「君は少し疲れているようだ。部屋に戻ってゆっくり休みたまえ」「……そうだな。それなら頼みがある」「言いたまえ」「一日でいい。外出の許可を。毎日毎日、犯罪の予知をさせられるだけでなく、狭い部屋に監禁されて精神的に参っている。このままではおかしくなりそうだ」 所長はすぐには頭を縦には振らなかった。 長い沈黙が続いた。カチカチという秒針が時を刻む音が妙に耳に付いた。 どのくらい時間がたったのか、はっきりと...全文を読む

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『未来が見えたら』 最終章 未来が見えても -1-

最終章 未来が見えても

2011.08.12 (Fri)

  そこは都内でも有名な料亭。 僕のような普通のサラリーマン……だった人間には到底入ることができないような店だ。 その中の部屋の一つで、二人の男が酒を酌み交わしていた。下座に座る男は胡散臭いほどの低姿勢だったが、上座の男は持ち上げられて悪い気はしていないようだった。 国土交通省の官僚である篠原武とS建設の社長、清水貞夫だ。 食事を始めて一時間、清水が用意してきた木箱を取り出した。「今日は篠原様に贈り物...全文を読む

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『未来が見えたら』 第四章 全ての犯罪がなくなる日 -5-

第五章 全ての犯罪がなくなる日

2011.08.10 (Wed)

  食事の味に関しては文句のつけようがなかった。それより問題はメンバーだった。 僕たちは他のスタッフと食事をすることは認められておらず、所長を含めたいつもの四人で食べることになっている。つまり僕たち専用の食事部屋が用意されているというわけだ。「コミュニケーションを図るため」ということらしいが、結局は所長の独演会だった。 内容は「犯罪はなぜ起こると思うかね?」といった類のものばかりで、二度目でうんざり...全文を読む

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『未来が見えたら』 第四章 全ての犯罪がなくなる日 -4-

第五章 全ての犯罪がなくなる日

2011.08.08 (Mon)

  一時間ほど経った頃、内線電話が沈黙を破った。 向こう側の人物との会話を終え、受話器を戻した所長が得意げに語った。「男は岩田浩二、五十歳で無職。独身だ。少女は鈴木奈緒、十歳。父親は中小企業の社長。岩田には借金があることから察するに、身代金目当ての誘拐だろう。『桜の木公園』というのは少女の家の近所にあるということだ」 まるで刑事ドラマだ。いや、むしろ本当にドラマであって欲しい。「車は岩田の友人のもの...全文を読む

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『未来が見えたら』 第四章 全ての犯罪がなくなる日 -3-

第五章 全ての犯罪がなくなる日

2011.08.06 (Sat)

  翌日の午前九時、実践がスタートした。昨日と同じ『第一会議室』に入り、それぞれ席に着いた。 テーブルには二十一型の薄型テレビとDVDレコーダーが置かれている。 意外と安物の装置だ。昨日に比べて所長がやや興奮した声を出した。「それでは野々村君。明日起こる、最も大きな犯罪について予知してくれ。金山君は左手で野々村君の腕に、右手でモニターに触れてくれ」 金山が僕の右腕に触れた。手ではなくて良かった。この...全文を読む

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『未来が見えたら』 第五章 全ての犯罪がなくなる日 -2-

第五章 全ての犯罪がなくなる日

2011.08.04 (Thu)

 「そう言えば、まだ私の自己紹介が済んでいなかったな。名前など必要ないだろう。『所長』とでも呼んでくれ。私自身は特別な能力などない。だからこそ君たちに力を借りたいと思っている。特別な力を持った者には、その力を活かす義務が伴うのだよ」 力を活かす義務か。 この男……所長はいったい何を企んでいるのだろう。 本当に犯罪の阻止のために、僕たちの能力を使うだけなのか。 あの不気味な笑みの奥に潜む構想がどれほどの...全文を読む

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【独り言】なぜ○○は人気がないのか

独り言(雑記)

2011.08.03 (Wed)

 さて突然ですが、皆様に質問です。次の六つの恋愛作品のうち、どれを一番初めに読みたいですか?キャッチフレーズと簡単な内容です。①いつまでもあなたを待っている。必ず会えると信じているから  一度会ったきりの女性と再会がテーマ②別れるなんて言わないで。少しでも長くあなたのそばにいたいから  浮気がテーマ③あの人の存在を知った瞬間だった。恋が始まったのは 高校生の初々しい恋愛がテーマ④遠い昔に忘れたはずの人。...全文を読む

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『未来が見えたら』 第五章 全ての犯罪がなくなる日 -1-

第五章 全ての犯罪がなくなる日

2011.08.02 (Tue)

  白い天井が見える。背中に伝わって来る感覚から察するに、僕はベッドの上にいるのだろう。 手足が縛られているということはない。 ゆっくりと体を起こして、部屋の中を見回してみた。 天井と同じで壁も白い。 薄型のテレビとアルミのテーブルに置かれた電話機、そばにはパイプ椅子が一つ。 病室とよく似ている。 ベッドから降りて立ち上がってみたが、体に異常はなさそうだ。 決して広いと言えない部屋を散策してみる。 ...全文を読む

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